ジビエ肉を食用として販売するためには山口県内では「山口県野生鳥獣肉の衛生管理ガイドライン」をクリアした加工施設が必要になります。
イノシシやシカといった野生鳥獣は自然の中に生息しておりそこから狩猟により捕獲されるため、食用とするには衛生的な環境下で処理をして、安全に利用できるようしっかり加工していく必要があります。
当然その上で食用として美味しくいただけるように捕獲から食肉としての処理までを行わなくてはならないので日々勉強することばかりです。
狩猟で獲られたイノシシやシカを活用する施設が近くにないためにジビエとして利用できないのはあまりにもったいないと思い、起業活動を始めてから5月で一年になります。その間様々な紆余曲折がありつつも、たくさんの人に助けられて加工施設も建設段階まで進むことができました。
施設ができて初めてスタートラインに立つことができる事業です。ここからが本当の始まりですが地域の資源を活用し、猪肉や鹿肉を必要とする人のもとへとお届けすることができればこれほど嬉しいことはありません。
自分が実際に食べておいしくて、健康にもよい影響を与えてくれたジビエがもっと身近になるように取り組んでいきたいと思います。